野良猫、保護猫、だいじな子

とある神社さんに住まう猫たち。放っておけず手を出してしまった夫婦が、お猫さまの幸せを探すお手伝いをしています。

【TNR】2019年4月【平成最後!】

やってきました子猫の季節

 

さあさあ4月ですよ!でもすでに5月ですよ!

ブログ更新サボりすぎぃ!

 

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まあそのなんだ、そう、春です、春!

別れ、新しい出会い、小鳥が歌い花咲き蝶が飛び、あたたかく希望あふれる……

あらやだそこにお腹の大きな猫。えっそこにいるの子猫!?

はい、嫌な季節ですね!ほんまに!

 

この活動を始めると、色鮮やかに美しくなる春が憂鬱なものとなっていきます。

春は猫たちの恋の季節。TNR未着手だと、そこここにお腹の大きな猫さんを散見することになります。

恋の季節というと聞こえはいいですが、私たち目線でいうと、死ぬためだけに生まれる命がたくさん宿って消えていく季節です。

 

というわけで、ほそぼそとだけれど地道に続けていこうTNR。

どうぶつ基金さんにも登録させていただいて、今月から手術チケットも使わせていただきます。

 

夜でいける

 

そう思っていた瞬間が、私たちにもありました……

 

多くのボランティアさんがそうであるように、私たちも仕事をするかたわらTNR活動をしています。

活動を続けていくにはお金がいる……できる限り仕事は休みたくない。

なので 仕事いく→捕獲行く→翌日病院へ! という今考えると愚かが過ぎるプランを打ち立てました。

さて意気揚々と出向いた現場。暗くなってから行くのは初めてです。結果、

 

猫いねえ\(^o^)/

 

うっそやんマジか。えっちょっなんで???

そう、私たちは失念していたのです。

自分たちは猫たちに信頼を置かれたエサやりではないということを……

 

ほんアホかよって感じですがww

それでも昼間はエサやりさんがいなくたってちらほら猫影を散見するのですが、場所柄夜になればチェーンもかかり人通りなどまるで失せる現場。

ごはんをくれる誰かを待つ意味がないと、誰より知っているかしこい猫たちはすっかり姿を消し……

普段餌付けしているわけでもない私たちが来たからといって、ワーイと飛び出してくる……

 

なんてことあるわけありませんでした。ほんアホかよっていう!!

 

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それでもおそらく耳カットされていないと思われる猫を発見し、捕獲器を仕掛けるも失敗……っていうか見えない!

 

夜、暗くて見えない!(当たり前)

 

潔く負けを認め、翌日再戦とするのでした。

 

そんなこんなで

 

タイムアップは病院の予約に間に合わなくなる時間。

日の出とともに起き出し、早朝からスタンバイ!

昨日狙ってたのと同じ子を首尾よく見つけ、今度こそ……おや?

 

あそこ、お腹の大きい、キジトラがいない?

 

いろんな考え方がありますが、私たちは不幸な命を増やさない、産ませないことを最優先としています。

急遽ターゲットを切り替えて捕獲を試みますが、これが捕まらない!

そうこうしているうちに迫るタイムアップの時間。

 

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仕方がないのでこちらも急がなければならない第2現場に移動して、偶然エサやりさんに遭遇し、大した苦労もなく捕獲。

 

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病院に運んで、無事手術完了、翌日リリースで、元気に走って帰っていきました。

 

でも取り逃したキジトラさんが気になって仕方ない……

というわけで私たちはこのあと、このキジトラさんに盛大に振り回されることになるのです(;´∀`)

 

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つづく!